島田市千葉山・智満寺
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〜島田市千葉山・智満寺

智満寺は、島田駅から北へ約7kmに千葉山にある天台宗の古刹です。
島田バイパスを静岡市方面に進んで島田バラ園と千葉山方面を示す道路標識を目印にバイパスと分かれて左に折れて道なりに進むと程なく九十九折の山道となります。
尾根を辿って頂上付近まで進むとちょっとした広場にでます。そこがこの智満寺の入り口です。
突き当たりの山肌の左手方向に車がやっと通れるほどの小道がありそこを上り詰めると頂上付近には「ペンションどうだん」がありそこからの眺めは最高。澄んだ空気と絶景で疲れも吹っ飛びます。
景色を楽しんだあとに来た路を後戻りし智満寺前の駐車場に車を止め、目の前の急な参道を登り本堂に向かいます。
出迎えてくれるのは智満寺中門。このりっぱな山門は、本堂と仁王門の中間にあり、木造、和様入母屋造茅葺の四脚門。左右には仁王像が祀られており来訪者たちを睨んでいるようです。

以下の紹介文は島田市観光資料から引用しました。
寺伝によると、創建は奈良時代で、鑑真の法孫にあたる広智という高僧が草庵を結んだのが始まりといわれています。平安時代中期以降は、修験道の霊場である山岳寺院として栄えたと考えられます。その後、今川氏・徳川氏の信仰が厚く、諸堂の修理が行なわれていますが、特に徳川家康は、天正17年(1589)現在の本堂の再建に着手し、翌年に完成されたといわれ、本堂内の観音二十八部衆は、茶阿の局・天海僧正・島田の有力者・志太榛原地区の代官などが寄進しています。智満寺には本尊の千手観音のほか国指定の重要文化財をはじめ、県指定、市指定など多くの文化財が伝わっています。

≪智満寺本堂≫
木造入母屋造流向拝付茅葺で、内部は中間で格子により内陣と外陣に仕切られています。杉材を用いた木割りは太く、豪放な手法は、桃山文化の影響を受けているといわれます。

≪附本尊千手観音厨子≫
本堂の内陣正面に安置されている本尊の厨子です。木造で、構造は入母屋三方造り本瓦葺様、三手先斗拱、二重軒で、木割は細かいが、蛙股等は桃山時代の様式も継承していると考えられます。外面は金箔を用いずに極彩色を施し、左右の両羽目は全体に薬草を浮き彫りにしてあります。

≪附棟札≫
天正17(1589)年に本堂を細見した祭の棟札です。これによると、本堂は天正17(1589)年に再建し、翌年完成しました。

このほかいくつかの文化遺産が集約されていて、中でも本堂左手から回りこんでうっそうと杉が生い茂った山道を上った所にある由来ある杉群は見応えがあります。
これらの杉には名前が付けられていて開山杉、大杉、達磨杉、雷杉、常胤杉、経師杉、一本杉、盛相杉、子持杉、頼朝杉がありこれらを総称して十本杉と呼ばれその見事な姿は一見の価値がありです。
いずれも推定800年から1200年を経たものとされています。(子持ち杉は、倒木したために現存しません)昭和39(1964)年6月29日、国の天然記念物に指定されました


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