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爺ちゃまのあちこち見てある記「時代屋」 >>地図
〜臨済宗妙心寺派・巨鼇山清見興国禅寺
静岡市清水区興津周辺は東海道五十三次興津宿の面影が色濃く残された宿場町です。
そのJR興津駅から徒歩約10分の所に清見寺(せいけんじ)はあります。
駐車場からすぐの所にある街道脇の総門をくぐると、なんとJR東海道線が目の前に現れます。本堂を目指すにはこの線路をまたいで山門へと進みます。
様々な寺社を見てきましたが、このような環境にある寺社は、この清見寺が初めてで、かの山下清画伯も有名な感想を残していることも知られています。
清見寺は庭園でも名を知られており江戸時代初期、山本道斉によって築庭されたと言われている置石と柏樹の緑の美しさはもとより庭前の砂利盛りは銀砂灘と称し周囲の緑とのコントラストは格別の美しい庭は必見です。この庭園は現在国の重要文化財として保護されています。
山門を通り過ぎると正面には大方丈と仏殿が出迎えてくれます。この本堂にはその正面に琉球王子筆の「永世考享」の額が掲げられており更に両脇の壁面には朝鮮通信使の詩文も飾ってあります。その本堂をぐるりと回り裏手に出ると先ほどの庭園に出会えます。鑑賞に勤しんだ後は書院で明治天皇御成りの間を拝見しました。
その後、前庭に出て鐘楼の見学。この鐘楼は正和三年(約六百年前)に鋳造されたもので、豊臣秀吉公伊豆韮山城攻伐の際陣用に供したものと説明版に書かれていました。
本堂の左手には五百羅漢石像が山の斜面に所狭しと並んでいます。この五百羅漢像は釈迦如来の御弟子との事で江戸時代中期、仏教の興隆を祈って彫造されたもので作者は不明との事です。亡き人の面影を映しているとも言われています。


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